2024-02-07 13:54
月が人工物との説を唱える論者は「月表面に建造物の写真」「空洞説」「起源説」など様々の論拠を持ち出してくるが、たいていは伝聞証拠の域を出ない。私は自分で確認できる常識から、そう判断してる。
それは太陽と月の見た目が同じという事象。太陽の大きさは地球の109倍、月は衛星としては大きいとは言っても地球の1/4、それほど大きさの違う天体が、皆既日食を見ればわかるように、地球からの見かけの大きさが等しい。これは地球との距離が絶妙なために起こる奇跡。
しかし宇宙は広い。そのくらいの奇跡なら起こらないとも限らない。しかし問題としたいのはその現象を観測できる我々がいるということ。宇宙の大部分は生命を寄せ付けない冷たい世界。その中で地球という惑星が生命を育んで、しかも知的生命体と呼べるまで発達した人類を住まわせてるのは奇跡としか言いようがない。
つまり、ひとつなら奇跡で済むかもしれないが、奇跡が二つ重なれば、それは奇跡でなくどちらかが必然なのだと思う。地球と太陽の距離を調整して絶妙な温度を保ち、水を導入し、アミノ酸から生命を作り出した存在がいると思うより、月が人工物であると考えたほうが自然でしょ?