2024-05-12 13:59
スレッズを見ていたら、『パーフェクトデイズ』に汚物が出てきて、『オッペンハイマー』に被爆者が出てきたなら、それはリアルな映画なのか? というポストを目にする。 なるほど。それは私も観ながら感じたし、じゃあ、出てきた場合にはどんな効果が得られ、逆に何が損なわれたのか、しばし考えた。答えは出ないし、正解はないのだが。 でも、それに続く同じかたのポストで、 「そもそも、なんで映画を批評しようとなんてするのだ?」 といった発言があり、それはどうかなあと思う。 誰でも、実際に観たなら、批評していいし、批判してもいい。それが「表現」に対する、真っ当な接しかたじゃないのか。 よくないのは、実際には観ていないのに、どこかで聞き齧ったことに乗っかって、やんや言うこと。 あるいは、表現する側が批判されたときに「これは一つの表現なんです。以上」で話を打ち切ること。 以前に映画館で観た、『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』をNetflixで見返して、そんなことを思う夜。言葉のボクシングは、いま見ると、爽やかでさえある。 半世紀前の彼らは、まだ言葉を信じていたのだろうか。
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