「癌が再発した」と伝えると 「何て声をかけて良いか分からない」 と言われることがままある きっと「何か励ましの言葉を」 「何か完治した事例とか話さなければ」 「身体にいいサプリとかなかったかな」 と気負わせてしまうからだと思う 今の私はそんな事は1ミリも期待してなくて 「昨日風邪ひいちゃって大変だったー」 「この間コロナに初めて罹ってさー」 と同じ感覚で「再発しちゃってさー」と 話している 深刻な時期にはそんな話も 出来ない心境なので、今人に話せているって ことは、病気の事や病院・治療法を調べたり 色んな覚悟とやらで腹を括った今だから 今まで通り、普段の会話が有り難い 子供がさー、同僚がねー 最近更年期がさー、面白い動画見つけたのよ 的なのが何より 「いや、私の悩み事なんて貴女の事に比べたら」 いやいや悩み事なんて千差万別 それぞれの立場の困り事を 何とかしようともがいているのは同じだわよ 時間に限りがあるよ、と言われた私の方がある意味悩み事から解放されているかもしれない 老後の不安、経済的不安、社会的立場の喪失への不安から解放 VIVA‼︎刹那的でキリギリスな生活