保育士の仕事の最大の魅力は、子どもたちの成長を日々直近で見られること。 ある日の子どもたちの姿。AちゃんがBちゃんに遊ぼうと言っても「ヤダ！」と言われて泣いていました。見ていたCちゃんがAちゃんを仲間に入れようとするもBちゃんが頑なに嫌がっていました。これには背景があります。AちゃんはいつもBちゃんのおもちゃを取ってしまうんです。 一見、意地悪をしているように見えます。でもAちゃんは意地悪をしたいわけでは無いんです。本心はBちゃんと遊びたい。でも素直にそれを伝えられなくて、気を引きたくてついおもちゃを取ってしまうんですね。 この日は素直に「あそぼ」と言えたのですが、そこでBちゃんに拒否されてしまいAちゃんも傷ついていました。 自分がしたことは自分に返ってくる。私も自分の人生の中で学んだことですが、子どもたちを見ていてもそうなんだなと感じます。関わる相手が嫌がることより喜んでもらえることをしていきたいですね。 子どもたちはいろいろな思いを経験することで少しずつ相手の気持ちが分かっていき、成長していくんだな〜と思います。そんな姿を見守る時間にたまらなく幸せを感じる保育士です。