2024-07-09 01:19
世の中はいろいろな考えの人が集まっていて、それでいいと思っている。わが家なんて価値観も趣味嗜好も優先順位も大切にしたいことも、なんなら衛生観念すらも(!)まったく違う。この方針一択でしょ、ほかはダメ!と言いたいし、そんなこともわかんないのバカじゃないの、どう考えたってこっちの考えが建設的でまともでしょ?!って思うことが山ほどある。
でも、やっぱりみんな違うのだと思う。相手を否定して自分が正しいと言い続ければ、やがて反発心が芽生え、そして対立が生まれてしまう。対立は不信感や孤立にもなるだろう。そこに共生はない。
吐き捨てることは簡単だ。しかし誰かの常識は、別の誰かの非常識。だから、「わたしはこう思うけれど、あなたはどう思う?」を繰り返していきたい。家族は良くも悪くもひとつ屋根の下で暮らしていて、人はみな、地続きの上に立ち、区や都や国というひとつの枠組みの中に生きている。互いに譲歩し合いながら、思いやったりやられたり、ちょうどいい暮らしを作っていくよりほかないのだと思う。難しくて苦しくて、伝わらないとイライラもするし、地団駄踏みたくなる夜もたくさんあるけどさ!