次女が一歳になる前に離婚。 当時専業主婦だった私はすぐに仕事を探し次女は保育園にお世話になった。 次女は保育園に行くのを嫌がって、毎日駐車場で大泣きした。 そのうち、いつも送りの時間が重なる子たちがパパの肩車で駐車場から園まで送ってもらうのを見て、それをせがんだ。 チビの私がしてもお世辞でも高いとは言えない肩車。 でも次女はとても喜んで、少しずつ泣かずに行くようになった。 『あるくー』って自分で言うまで、毎日肩車をした。 一緒になるパパさんたちに比べると全然高くない肩車。それでも無邪気に喜んで毎日楽しみにしてくれることは嬉しくもあったし、少しの申し訳なさもあった。 ママたちの中で肩車してる人なんて1人もいなかったけど、今思えば私の意地でもあったんだろうな。 昨日はその次女の中学校最後の体育祭。 もちろんもう肩車なんてできないサイズの娘が 精一杯応援したり 真剣な顔で競技をしたり 飛び跳ねて喜んでいるのを見て なぜか急にあの頃肩車していたことや当時の色んな感情を思い出し胸が詰まった。 あの頃毎日肩車をしたことは 私にとって良かったんだな。 大きくなったね。 ありがとう。