今、生きてることが辛い人へ 今、呼吸することが怖い人へ 今、生きる意味がわからない人へ 死ぬのが怖いんじゃない 死までの生が怖かったんだ 知らなかった 死と向き合うって 死までの生に向き合うってこと 目の前で見た。 息を引き取る その0.1秒前まで その寸前まで 必死に呼吸をする姿を見て 生きるということ を考えさせられた いつか呼吸ができなくなるのではないか いつか息ができなくなるのではないか 呼吸ってどうやってしてたんだっけ 怖くなった。 でも いつしかそんな日々も時が流れて 自然に呼吸している和多志に戻っていた どうしてだろうと振り返ると 空を見上げて綺麗な雲に癒され 新しく生まれた朝陽に救われ 死にゆく夕陽に癒され コロコロ表情を変える雨空に寄り添ってもらい 風に頬を撫でてもらった。 自然を感じながら　ただ、じっと 和多志とは 生きるとは この世とは 死とは を感じ続けた。 すると、雨が上がったように いつしか心が晴れてきた。 今は、どんな和多志もどんな感情も ただ、認めて、赦して今を感じている。 生への不安もない。 だから大丈夫。空を見上げて感じよう。