Threadser.net
數據
關鍵字
功能建議
Following
Threads
Login
串文
串文鏈結
2024-09-05 13:57
短編小説TOP3 3.予告された殺人の記録/ガブリエル・ガルシア=マルケス 複数の章に分かれて人物が転々と構成される本作、2章読む頃には読みづらいな〜外れたかな〜。と思うけど、3章に進むと、あれ?これ、章分けが独特だな…?と気付いてしまってからは沼。予告された殺人を取り巻く周囲の人間の記録が最終章の衝撃をよりリアルにさせる。小説ならではの創造性が高評価。 2.コーヒー/リチャード・ブローディガン 「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす親しさの問題」 コーヒーにまつわる小説でも最も印象深い。たかが数頁の短編にも関わらずこの主題である「時には人生はカップ一杯のコーヒーがもたらす親しさの問題」が、ずんと心に響く。男性なら少しわかる子供らしさと相反したコーヒーを飲む男性という大人っぽさの入り混じる未熟な心を一杯のコーヒーが諭しているような、なんとも不思議な物語。読み終わった頃、公共交通機関であるにも関わらず感嘆し、大きく頷いて満足に浸ったのが懐かしい。(主題を思い出すために検索にかけると村上春樹も絶賛しているらしいので自信を持ってオススメする) 続き⬇︎
讚
回覆
轉發
作者
WAKABAYASHI REN / 2024-5-2RENEWAL OPEN
quarte_wakabayashi
粉絲
串文
77+
讚
回覆
轉發
24小時粉絲增長
無資料
互動率
(讚 + 回覆 + 轉發) / 粉絲數
NaN%
回覆 (BETA)
最先回覆的內容
發文後
用戶
內容
9 分鐘內
WAKABAYASHI REN / 2024-5-2RENEWAL OPEN
quarte_wakabayashi
1.雨/サンセット・モーム サンセットというと夕焼けをイメージする作者による、雨。 そもそもモームの作品全てにおいて芸術性が高く【月と6ペンス】や【ジゴロとジゴレット】が有名かと思います。 長編は置いといて雨という短編についてですが、文学的な面白さは群を抜いていると思います。 少し推理やサスペンス要素がありますが、ここまでそのジャンルを極端に表現したユーモアに脱帽。 この作品の何がすごいかというと、"作中最も重要なシーンが全てくり抜かれている"こと。 普通、ターニングポイントがある中で物語を作っていくところ全て知りたい場面だけ抜け落ちた作品です。 少しそれが現実味を帯びていて、日頃過ごしていても、要らぬ情報が錯綜して、妄想し、真実すら空想の上で歪んでしまう。様々なメッセージ性と作品の特性上の面白さが群を抜いています。 また、あまりにも気になって調べたところ白黒映画の時代に映画化されていてそのパッケージもまた…。 メガホンを取った監督の解釈に共感し、パッケージを見ただけで答え合わせになったような気がしました。 物語の背景を読み解くことが出来るかがキー。