2023-08-26 04:32
【東京にあって、大阪にないもの】
それは余白。
何も置かない場所が広々とある。
入口でさえ、通り過ぎてしまうほど控えめだ。
そしてあまりにも主張がなく
優雅なファサードのせいで
カフェかなと思って覗いたら
「床屋やないかい!」ということもある。
どうやって売り上げ立ててるんやろうと思うような
何屋かわからん店もゴロゴロある。
それがTOKYOだ。
今朝の六本木のカフェは、
こんなに素敵なのに、最初から数年後に取り壊しが決まっている建物だったらしい。
建築チームのみなさんによる、
次の場所でも素材が活かせられるようにとの配慮があり
壁の煉瓦もワイヤーで抑えられているだけで
接着はしていないそうだ。
いつもならオープンサンドで攻めるところを
「サラダプレート」で徳を積んだつもりが、
我が家のミランダカー(夫)は、
季節のフルーツとグラノーラだった。