2024-09-20 12:29
不思議だった夢の話。
20代の頃に毎日毎日同じ夢を見た。
同じぐらいの年の男性とのデートの夢。
顔は絶対出てこないのだけど、夢の中の私はとても幸せで、いつしか彼に恋をしていた。
彼の隣はとても居心地がよかった。
そんなある日、職場の同僚さんと野球観戦に行った。
近くに男女のグループがいて、楽しそうに応援しているのを横目で見ていた。
推しチームは負けてしまって、帰ろうか…と、同僚さんと席を立ったところで、そのグループの1人に声をかけられた。
「負けちゃったし、これからカラオケでも行きませんか?」と。
その時初めてグループの顔を見てハッとした。
彼だ!!!
夢の中では顔は見なかったけど、私には分かる、きっと彼だ!この人だったんだ!
絶対一緒にカラオケに行きたい!話をしたい!と思った。
でも、人見知りな同僚さんはあっさり
「いいです」と断ってしまった。
グループの人達は何回も誘ってくれたが、頑固な彼女は頑なに拒んでしまった。
彼もなにか感じるものがあったのか、
「じゃあ、来週の水曜日、またこの場所で会いましょう!待ってます!」と提案してくれて別れた。