【母親像の思い込みを手放す】 母は私が物心ついた頃から働いていて、 中学になる頃にはフルタイムのワーママだった。 それ故にか、私の中の母親像は 「働きながらも、家事・育児を完璧にやりきる」という姿。 第一子の長女出産後、私もそんな母親の背中を追いかけて、働きながらも家事・育児を全力でこなすことは 当たり前だと思っていた。 レトルトや惣菜はできるだけ使わず、 麹や無添加食材を駆使した食事を作ることにこだわったり。 けど… 仕事をして、ダッシュで長女を迎えに行って、 スグに食事を作って、お風呂に入れて、寝かしつけて… 1人でやりきって残ったのは 「私だけがこんなに頑張ることに、何の価値があるんだろう？」という思い。 疲れて、疲れて、ただ疲れて。 完璧な母親像に近づくために頑張ることへの違和感に やっと気づく。 第二子産後3ヶ月で大学院を受験、 産後5ヶ月から大学院生をしながら、仕事復帰。 理想の母親像は実現不可能な状況になったとき、 目の前には オットが家事・育児に大奮闘してくれる姿があった。 この時になって初めて、 ようやく思い込みを手放すことができた気がする。