【秋のくだもの柿のはなし】 柿食えば 　　鐘が鳴るなり 　　　　　　　法隆寺　　　 　　　　　　正岡子規（1867ー1902） この俳句は偉大な俳人正岡子規が奈良の法隆寺を訪れた際、柿を食べていた時に鐘が鳴ったというただそれたけの意味だそうです。 そのためこの句は発表された当時は、特に話題にもならず、また子規の俳句選集にも収録されなかったが、後世の大衆にその滑稽さが？支持され、また俳句界を担った弟子達からも評価されるようになった。 法隆寺境内の鏡池のほとりに句碑が建てられ、1895年（明治28年）10月26日を “柿の日”となった（子規が法隆寺に10月26日に訪れたからか？） 俳句の話はそれで終わりだが… 柿は秋を代表する果物である。柿は優れた栄養価を持った食品であること、また優れた健康効果をもたらす果物であることをご存知でしょうか！ ◆ビタミン類（特にビタミンC）を豊富に 含む果物 ◆免疫力を高め老化を予防してくれる果物 ◆鼻や喉の粘膜を強くするβカロチンも豊富に含み風邪の予防効果がある 柿をひとつ食べると、一日に摂る目安量を満たしてくれるほど栄養価の高い食品である。