2024-11-08 00:37
おはよう御座います
8日の東京株式市場で日経平均株価は、前日の米ハイテク株高を受けて反発する見込みです。米連邦準備理事会(FRB)が7日に追加利下げを決定し、日経平均は前日の終値から約300円高い3万9700円程度を見込んでいます。
7日の米国株はハイテク株を中心に上昇し、ナスダックとS&P500が最高値を更新しました。この好調な動きが東京市場の半導体株にも波及し、日経平均を押し上げる要因となるでしょう。
米国では、低下したVIX指数が投資家のリスク許容度を示しており、トランプ前大統領の当選が市場の不透明感を払拭しました。FRBのパウエル議長が経済の堅調さを強調したことも、市場の楽観視を支えています。
大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は前日比440円上昇しましたが、外国為替市場での円高が輸出関連株の上値を抑える要因となっています。
特に日産自動車が注目されており、生産能力削減と人員削減を発表したことが業績見通しに影響しています。その他、ソニーグループやオリンパスなどの決算発表も予定されており、市場に影響を与える可能性があります。