2024-11-18 13:09
叔母の障がい者の方への偏見が凄かった。なぜ過去形なのかというと叔母の孫が障害を持って産まれてから(多分)偏見は徐々に無くなったから。
叔母のことは好きだけど、偏見は良くないよねって話を母にした時に話してくれたことが衝撃だった。
その昔、ど田舎の祖母(叔母の母)の実家の2軒隣のお家は農家だった。
その農家には三食付き住み込みで働く人が1人いた。
その方は耳が聞こえない話せない方だった。
当時、田舎の労働者に人権なんかはなかったそうで、朝から晩まで重労働で食事は凄く少なかった。
その方がジェスチャーでお腹が空いた、お願いだからもう少しご飯をくださいと床に膝をついて頼んでいる姿を度々祖母は目撃していた。
農家の人は何言ってるか分からないと馬鹿にして無視していた。
祖母は子供ながらに可哀想だなといつも思っていたそう。
そして、ついにその方は過労死してしまった。
その後、しばらくしてその農家に孫が生まれた。
その子は、耳が聞こえない、話せない子だった。
それを祖母は因果応報と母と叔母に話して聞かせていたそう。
たまたまかと思うけど叔母はその因果応報を信じちゃったみたい。