『思いと手仕事の価値』 先日IC仲間と伝統工芸の工房見学に行ってきました。その伝統工芸とは赤穂段通。 150年前から製作方法は変わらず全て人の手と握りバサミ一本で製作されていて、一畳敷を一枚つくるのに半年から８ヶ月もの月日がかかるとか。 広い吹き抜けスペースに重々しく飾られた一畳敷の段通。お値段を拝見した時には正直びっくりしました。 赤穂段通、素敵だなぁと思ってはいたけれど、こんなにお値段がするとは…が初めの正直な感想でした。 けれど、赤穂段通の歴史や柄に込められた意味、受け継がれたオーナーさんの思いなどをお聞かせいただき工房で作業を拝見すると、それだけのお値段がつくことに、ものすごく納得。 生産性が求められ価格競争になりがちなこのご時代に、時間をかけて人の手とハサミ一本で紡がれる素晴らしさ。 その価値がわかる方が、待たれてでもお迎えされること。 自分の仕事への気づきもいただけた気がします。 良いものに触れることって本当に大事ですね。 素敵なメンバーとの素晴らしい時間に感謝です。 お休みもらって行って良かった☺️ 赤穂段通