2024-11-20 15:46
タイトル:キングコングの逆襲
評価:3.5/5
まずはいきなりのテロップで1933年のオリジナル版製作会社、RKOの認可を受けたオフィシャルのキングコングである事が伝えられるのが面白い!これがアメリカ製作サイドからの要求だったのかそれとも日本側が公認をもらって嬉しくなって記載したのかはよくわからない!
全体的にアメリカ側の権力の強さを感じる作品で、前半は宝田明がナンバー2な扱いである!それでも天本英世と浜美枝は必要以上に大暴れしてくれる!2人による奇妙な格闘シーンも見所だ!
キングコングは人間の女性の胴を片手で掴むのが絶対のスタイルらしく身長は『キングコング対ゴジラ』から半分以下の20mに縮小されている!ところがそれで興醒めする事はない!なぜなら小さいからこその面白さがいくつも盛り込まれているからだ!クライマックスでの東京タワーによじ登ってのメカニコングとの対決や、ラストの空母破壊シーンなどは従来のゴジラサイズではできない面白さだ!
さて!この時点で野生vsメカという面白さがわかっていたはずなのにどうして昭和ゴジラは最後までメカゴジラを思いつかなかったのだろうか?不思議でならない!