今日とある朗読劇を観に行ったんだけれども 感慨深い内容だった 牢獄に入れられた男女6人。その6人の役者さんは何かしら飼い主から見放された猫を演じているという。 最初は男女6人の物語なのかと思ったが途中からオス猫メスねこ6匹の物語であることが徐々に分かり始めるというなんともユニークな表現の仕方だった。 しかも6人とも別に猫の格好をしているわけではなく普通のカジュアルな服装。 捨てられた猫たちには、器物損害、傷害、窃盗等々それぞれ罪名があって、あたかも人間のストーリーのように展開されていく。 その罪は実際には飼い主に捨てられた理由や捨てられた後に起こした行動などが罪名になっているというもの。 ネタバレにはなるが、、最終的にはその猫たちは処分されてしまうというなんともシリアスな結末だった。処分される直前に、"最後に一度でいいから名前を呼ばれたかった"というセリフがあった。 特に生き物を飼ったこともなければ飼う気もなかったんだが、こういった舞台を目にすると軽々しく飼えないなと思う一方で、生き物を飼って大事に大事に育てて共に人生を歩むのも悪くないなと思った。