選べる楽しみ 高齢者施設レクリエーションには 予め伺っている参加人数より、 多めのキットを持っていきます。 元々、同じものを作るのではなく、色を選べるようにしている作品が中心ではあるのですが、 いくつかある中から「選ぶ」というのは、 作ることがご自身では難しくても、楽しいものです。 もちろん、中には「分からない」「どれでもいいわ」と仰られる方もおられますが、 じっくりお話ししていると、好きなものに辿り着き、 「これでいいわ」から「これがいいわ」になることも多くあります。 選ぶという行為は、その中に「このお洋服と合わせたい」や「誰かをイメージして」などの想像があり、頭を使う行為でもあると思います。 多くのものを用意することは、コストもかかりますし、無駄になるんじゃない？と言われることもありますが、 残ったものを手に取るのではなく、たくさんあって迷ったけど手に取ったものが、ご自分だけの作品になったら、と思っています。 さあ、オリジナルジュートバッグのレクリエーションの準備です。 選んでおられる時の笑顔（素敵なマダムたちもこんな時は可愛い乙女のようですよ🩷）を想像しながら、準備です。