2024-12-21 14:48
先生は察してくれたのか
「わかったよ。(授業が)終わったら見せてね」
と言ってくれました。
授業が終わって、先生から呼び出されてわたしの"日記"を見せました。
「最近はとても暑くて、学校に通うのが大変です。それでも…」
そこから先の内容は覚えていませんが、書こうと思えば誰でも書くような月並みなことを書いていた気がします。
ただ、その日記を読んだ先生が
「(君のものが)いちばんいいよ」
と言ってくれました。
それだけは覚えています。
小学2年生にして、人生で初めて自分が人間として認められた瞬間でした。
あれからいろいろありましたが、いま、三十路です。
わたしは生きてます。
わたしは大丈夫です。
なんとか出来ています。