たまたまTVを付けたら、倉本聰が出ていた。彼の話に深く共感したのは、1番美味しかった食事!!である。日本には美味いものが溢れてる。三つ星レストランも最高に美味いだろうが、彼はそうではなかった。労働した後に食べる物、カツ丼ラーメン等…お腹が空いて仕方ない時に食べた物が最高だと言い切った。彼の最高に美味しかった１杯は、バター醤油ご飯らしい。これは共感しかない。北国で育った私は子供の頃朝ご飯に良く炊きたてのご飯にバターをのせて醤油をちょろっとかけて食べた思い出がある。勿論他に美味しいものがなかったからではなく、それが最高に美味しかったからである。白子のりを巻いて食べるご飯は今でも蘇ってくる味だ。今はもうその食べ方はしない。健康の為に…背徳の味私も倉本聰と同じ食べ物が1番好きとは!!何か遠い存在の人が近くに感じた瞬間だった。