2024-12-22 02:12
タイ生活 宗教と日本文化
母方は仏教、父方は教会を保有するほどのキリスト教家系で育ち、お釈迦様に毎朝ご挨拶する幼稚園、聖書の授業のある中高で育つ。
両者の文化と、そこに集う人を見て育ったことで逆に早くから神様はいない、という自論に至る。どの教祖も目的は平和であり、実在するのであれば対立は起こらないはずだと。
アメリカ生活中、アメリカ人に最近の人は日曜日に教会に行く文化は形骸化していて形だけよと言われたことにも納得した。
エクアドル人の彼に教会でキスをするのは駄目ダメ絶対ダメだよと言われたのは驚いたし、タイではお誕生日にまずお寺に行くから遅刻しますと言われたことにも驚いた。イタリアの教会に足を入れる度にこんなに美しいのであれば信者になってしまうかもしれないと思った自分もいた。
国や自分を信じきれない時に支えてくれる宗教の力は歪なほどに大きい。
妊娠中たまひよという雑誌を日本から取り寄せて読んでいたのだが、あまりに神社仏閣の広告が多く印象に残った。日本がそこまで宗教色強い国とは意識していなかったが出産、育児を通じた行事が多く改めて気付かされた日本文化。