例えば 強盗に入られて 暴力振るわれるのが怖いから お金を出した これって『合意』じゃないよね カツアゲも合意じゃないよね なんで性犯罪だけ これが合意ってことになっとるんや 強盗に入られて 『怖くて何も覚えてません』は 通るのに なんで性犯罪だけ 通らんのや 強盗に入られて 「もっと防犯意識を」 「家に防犯カメラつけてないから」 とは言われないのに 言われても責められはしないのに なんで性犯罪だけ 「自衛しろ」「誘った」とか 言われなあかんのや 責められなあかんのや 自分の大切な人が同じ目にあっても 同じこと言えるんか 自分が暴力で押さえつけられても 同じこと言えるんか 加害者が守られて 被害者が蔑ろにされる それが一番顕著なのが性犯罪 一度でもあれば一生の傷になり得るのに 傷をつけたほうは 傷つけたことさえ忘れてしまえたりする 少なくとも今回の判決は 加害者だけを守ってると わたしは思う 加害者の未来を守って 被害者の未来が潰されたことには無頓着 被害者が守られない司法ってなに 何のための司法なのか