車の運転をしながら、あと何年運転できるのかなと、この頃考える。 高齢者の運転って問題になっていて、免許返納するべきという風潮。 もちろん、安全面を考えたらその通りだ。 だけど、田舎では交通機関が万全ではない。数時間に一本のダイヤ、安価に乗れても予約をしなければ使えない市営バス。 人口も少ないうえに、そんなこんなで車社会になり、走るバスや電車は乗っている人もチラホラ。営業している交通会社も苦しそうだ。 市街地はまだ良い。タクシーも利用できる、山間部の人は一回何千円もかけて度々タクシー利用できないだろう。 腰を曲げて荷物を引き摺るようにしてスーパーから出て来た高齢者の女性が、車に乗って帰って行った。 運転は大丈夫かと心配もしたけれど、もう、運転しない方がいいんじゃないとは言えない田舎の現実。 都会に住む方には想像できないかもしれないけれど、車なしでは日々の食料でさえ買いに行けないところもある。 便利なところに出てくればいいなんてことでも解決できない。 皆さんの住んでいるところではどうですか？ 良い解決策がとられている地域はありますか？ 明日は我が身と思うと、真剣に考えてしまいます。