2024-12-03 00:53
この方の投稿で、思い出したエピソードを私も。
小学校の理科の先生。
「知ってるって事は強いんだ」が口癖の先生で、色々な話しをしてくれたのだけれど、特に印象に残っている火の話し。
「火が燃えるには酸素と燃える物と燃える温度の3つが必要。1つ欠けても火は燃え続けることはできない。 だから火は消える。これが知識だ。
だが、そんな事を覚える前から、ろうそくの火を息で吹き消したり、水を掛けたり、砂を掛けたりして火を消した事がお前らもあるだろ?これは、生活しながら学んだ知恵だ。
わざわざ、燃える仕組みを学ばなくてもマッチやライターで火を着けて、キャンプファイアして、知恵を使って消火して。何も困らないかもしれない。でも、水も砂も無い所で、息で吹き消せない大きさの火を消す為に。もしくはマッチもライターも無い所で火をつける為に知識は役立つ。だって、お前らはこの3つがあれば火は燃える事を今日からは知ってるんだから。」
知識を学べ。知恵をつけろ。知ってるって事は強いんだぞ。
理科の先生とは思えない体育会系の先生で、名前も忘れてしまったけれど
興味のあるなし、分かる分からないで判断しそうな時に思い出す言葉です