給食の無償化による質の低下をよく目にします。 これと同じようなことが、出産の保険適用で起こりそうだと懸念しております。 つまり、多くの無償化や保険適用を、と叫ぶ声の裏側には「今と全く同じかよりよいサービスで、料金だけかからないようにしてほしい」という気持ちがあると思うのです。 施行側からすると、みんなが言うからやったのに。簡単には戻せないよ。と言いたくなるのもわかります。 でも一国民には日々の生活の中で、なかなか行政の方針まで細かく調べて検討できませんので、せめて導入前に ・無償化でこうなる ・保険適用でこうなる というのをわかりやすく開示してから導入の検討をさせてもらえませんか。 そして活動する側も、この条件でというのを明確にしませんか。 人により環境により常識というものは変わります。 こんなことになるなんて想像もしていなかった、想像もしていないとは思いもよらなかった、と相手のせいにせず、お互い一手間かけて歩みよりましょうや。