2024-12-13 21:31
双子座流星群。
そういえば…と起き出して、午前三時にベランダで星狩りを。
夜明けには早いのだが、空はどこか薄ぼんやり…ぱきっとした暗さがない。
これはもしやと光源を探すと、いた、いた…主張の激しい冬の月よ。
それでも暗い方角へ目を凝らしていると、すっと視界をかすめる影がある。
ひとつ…
小さなものの声にならない声のような。
時折は星から星に報せも届く。ヘルメスもかくや、忙しなく伝令が駆け回る。
ふたつ…
思わず「おー」と声が出て、語尾は光と一緒に消える。
埃がふよふよ浮かんでいる空間に乗り物ごと突っ込んで…という事でしょう?
何故にこんなにうれしいんだろう。
皆が皆、星を探している訳はなかろうが…。ふと見ると、こんな時間に起きている窓が沢山ある不思議も考えながら
闇に乗じて、スウェットにベンサンの寒々しい姿。手すりを背に腹筋まがいの怪しい(ひじょうにくるしい)ポーズで粘ることしばし。
みっつ…
大きめの星を捕まえた。
友達に会って自慢するまで、ラムネの瓶で飼おうと思う。
まだまだ空は暗い(さむい)
もうひとねむり、ひとねむり…