2024-12-15 00:12
この写真を撮ってもっらった頃、自分の中で何かがずれていることに無視ができなくなっていて、どうしようもなく全てに諦めたような気持ちだった。
けれど、初めて自分が被写体になって写真を撮ってもらったこの日、カメラマンの友達と即興で過ごす時間に、こんなに楽しい世界があったのかと静かに興奮して、身体に熱が戻ってきたのを覚えている。
大丈夫なふりをやめることと、もう一度表現していくことを決めた日。あれから、揺らぎながらも、思いと行動が出来るだけ一致するような道を探してきたこの数年。
痛点が戻って、痛みや自分の不甲斐なさと直面しなくてはいけなかったけれど、それも癒えるためには必要な過程だったのだと思う。
創作すること、表現することが、私を通して起きてきたこと、これから起きるかもしれないことを、昇華してくれているんだと思う。
special thanks Noriko Iwabuchi