2024-12-15 02:26
タイトル:片腕カンフー対空とぶギロチン
評価:5/5
「おうちでズンガリ映画館58」にて鑑賞!『ガマ王子vsザリガニ魔人』、『微生物vsマイケル・ケイン』といった題名が過去作品群に並ぶ私がこの映画から受けた影響はあまりにも大きい!これだけ具体的なタイトルなのにどういった者同士が闘うのかまったくわからない邦題が素晴らしい!
ジミー・ウォング脚本、監督、主演という誰にも止められない人事はとんでもなく独創的なカンフー映画を生み出した!最初の見せ場は門弟達に見せつける役に立たない「壁歩き」だ!こんな脚本を与えられて監督から「やれ!」と言われたらどんな俳優でも拒絶反応を起こすだろう!ところがジミーさんは自ら嬉々としてこれをやってしまう!これこそがブルース・リーよりも先にスターだったのに気がついたら誰もこちらを見てくれなくなったジミーさんの怒りの表現だ!
ジミーさんはこの映画でブルース・リーがやりたくない事をいっぱい見せてくれる!その一つがインド人との闘いだ!「ヨガだから腕が伸びるだろう」という直感的な発想は後のゲーム業界に多大なる影響を与える!
この映画には語るべき点があまりにも多い!