2024-12-15 09:32
タイで妊娠 妊娠36週
気付けば師走も半ば、そして臨月。
小さなお魚さんのようだった胎動が、今ではもう手も足もどこにあるのか分かるほどはっきりと、ダイナミック。
深夜の3回のお手洗いもお腹の重みがひしひしと感じられ、お腹の中での生活もいよいよ最後というのが伝わる。
ベッドの枕は城壁のように高く積み重なり、1つの枕で寝られる日を思うだけで、ワクワクが止まらない。
生産性のまるでない日常に涙する度に、彼が命を育んでいることを忘れないでって優しく言ってくれて、何が食べたい?何がしたい?どこに行きたい?マッサージを呼ぶ?お風呂入れる?何が欲しい?って聞いて全ての望みを叶えてくれる。
肺が潰れていて呼吸が苦しくて、胃が潰れていて一度に食べられない分ずっとお腹が空いていて、膀胱が潰れているのでいつでもお手洗いに行きたくて、そんな辛くも甘やかされっぱなしな非日常も間もなく終盤。
夏の12月、緑に囲まれた幸せなお家で、彼が焼いたシュトーレンの甘い香りに包まれながら最後のプレママ期間を平穏に過ごす。