あなたがいくら排除しようとしても、性的マイノリティはいなくなりません。 あなたは「気持ち悪い」と思っても、ぼくはパートナーと悦びも苦労も分かちあいながら暮らしています。 誰にも迷惑をかけないで行う（中にはひとに迷惑をかける不貞な輩や人道上許せないジャニー氏のようなものがいることは承知の上、彼らを擁護する気はまったくありません）愛の悦びを、何なら自分たちのセックスさえ「汚い」と思ってしまう人たちを哀れにさえ思います。 もちろんオーストラリアにいるのでぼくらは結婚もできます。ちゃんと婚姻関係を社会から認められます。でも、そのぼくらが日本に行ったら、いきなりただの友だちとよばれるわけです。社会からぼくらの婚姻関係を認められないわけです。 イギリスにもフランスにも台湾にも、その国に滞在中婚姻関係を認めてもらえるのに、日本に入る時は「ただの友だち」なんですよ。 ご夫婦で他の国に行った時、「あなた方はただの恋人同士の他人です。何の法的バックアップも受けられませんよ」と言われることを想像してみてください。 おかしくないですか？このシステム。