ちょうど1年前の今日、母が4回目の入院。前日から実家に泊まり夜中に何度もトイレへ行く母、喉の渇きが頻繁で何度もお茶ちょうだいの母の側にいました。次の日は雪が吹雪く中、母のお気に入りのコートを着せておぼつかない足どりの母を介助しながら車に乗せ病院へ。 車中、思い出の場所を窓から見ながら、これで 最後になるかもという思いと、望みも兼ねて。 検査や診察は1日がかり、検査を待つ心配そうな母の表情が忘れられない。血管が細く採血がなかなかうまくいかず「ごめんなさいねぇ」という母。 入院となり、指定難病の診断がでた。今まで 見つけられなかったんだね、しんどかったね。そして、5ヶ月後に亡くなった。この5ヶ月、寂しかったね、辛かったね。頑張ったね。私も母に会いたくて週3通った。ほんとは毎日会いたかったよ。ごめんね。面会は15分だけどしてあげらることめいいっぱいして。帰りは必ず、「車気をつけて帰りなさいよ」という母の 声を背中で聞いて辛かった。今日の冬空をみたら切なくなったよ。買い物行ったら、母の好きな干し柿みて、なんかまた悲しくなったよ。弱いかな？でも頑張るけんね。