2025-01-15 03:25
【プロポーズのそっち側】
社内の雰囲気を撮影するという仕事をいただき、虎ノ門のビルの、それも窓から大空に翔けそうなオフィスに来た。いつでもドラマの撮影ができまっせ、というような整った空間がただただ広がっている。これぞTOKYOである。フリーアドレス制というらしい。みんなPCを片手に散らばってのびのびと働かれていた。社内の設備を撮り終え、さぁ、集合写真を撮りましょうかというタイミングで、若手社員の男性が「昨日ぼくがプロポーズに成功した話していいですか。」と言う。ひゃー!そんな話、聞いてええの!?素敵なホテルのバーで、膝をついて花束&指輪パカーンの王道プロポーズをして、涙のYESをもらったらしい。だからぼくは、今日はいつでも笑えるということだった。24時間前よりも大人の階段を登ったはずだが、誇らしげな笑顔と発言が小学生のように無邪気だった。周りの社員も、大歓喜。はじめましての私でさえ、震えた。女子側の「プロポーズされた話」は聞いたことがあったけど、こっち側にも物語があるのだ。それを社内で、それもこのタイミングに発表できるってだけでもぅ会社の魅力が伝わった。