2025-01-16 03:19
憧れのお店に行ってみたら一気に冷めたお話。
岐阜駅近くにある、とあるもつ焼き屋。高校生の頃に近くを通ったことが何度もあって、煙がもうもうとした店先にビールケースをひっくり返したテーブルで楽しそうに談笑しながら飲み食いしてる会社帰りの大人に憧れたものだった。
それから30年、ついに行く機会に恵まれたとある夏の日。案内されたのは狭い店内。カウンターみっちりで、座っているけどダークダックス状態。隣の人のスマホが目の前に見える状態。店員の応対は可もなく不可もなく、出てきた串もまぁ美味しかったけども、なんか居心地悪くて落ち着かなくて早々に店を出た。
消化不良のまま出た店の軒先には、憧れだったビールケースをひっくり返したテーブルがあって、一人で飲み食いしている人。最初からそこの席を指定したらよかったのかなと思いながら、歩道の隅にある黄緑色のトランス、中部電力の地上設備を見たら、それをテーブル代わりにモツ煮を置いて、ビール片手に犬食いしてる若い兄ちゃん。それを見た瞬間一気に冷めた。お店のせいじゃないんだろけど、そういう客がいるという辺り。
これなら岐阜駅の円相くらうどに行ったほうがよかったなと。