体罰が何となくダメなのではなく※※※ 人生〇十年へ、生物としてあり得ない早さで寿命が伸び続けた。そのため、もし生きられるものなら、長生き歴の後編に必要なのは柔軟性であると思う。輪をかけて、世の中の変化も加速度的と言われるのだから。 人の生き方に求められる本質は変わらない。ただ世の中の変化は、人ひとりが幼い頃から育まれた感覚では、次次世代の子育てや教育に太刀打ちできなくなったのだ。体罰で子どもが教育できなくなった（もちろん必要がない）のは、子どもらが生きていく環境が変化し、生きる葛藤や生きる闘いの対象が違ってきたからだ。 長きに渡る先祖から私達の血に引き継がれてきた記憶、糧を得るため自然と闘った営みにおいて、肉体的な苦役や痛みを彼らは我慢した。必要な精神性を培ったと言うか。それはムラや仲間で共有できた。そして、今や失われたもの。 　　　　　　　⬇️つづく