ロマンス詐欺情報共有⑤ ロマンス詐欺という確証はないものの、明らかにおかしいという確信があった。その確信が本当なら、きっと峰男はそのうち私に金銭を要求するか、暗号通貨等への投資への誘導を試みてくるだろう。 連絡が来て10日目、峰男はお金の話を始めた。これは、私に対して何かを要求するのではなく、自分の投資の相談を私にするものだった。 ロマンス詐欺云々はさておき、正直、峰男というキャラクターは、完全に私が嫌いなタイプ。ペラペラの知識をひけらかして、カッコよく見せようとする、典型的なニセモノ。 この時のポイントは、金の話になるといきなり英語になる。そして、コピペする速度でメッセージが送られてきた。 「うざいな」、そしてワキが甘いな 「ねえ、ダーリン、投資に確実なものなど何もないわ。そしてあなたの相談は私の専門外だわ。私は専門家として専門外のことを無責任にアドバイスすることはできないわ。まだ喋りたいなら、私以外の他の人に話してくれる？」 なあ峰男、おまえプロの詐欺師なら、こういう女に時間を使うのは無駄だと判断しろよ。