宝石がほしいの と3歳の子ども。 何度聞いても、宝石がほしいと言う。 本物の宝石はまだあげられないけれど なるべく近い、なるべくの本物をと考えて 大きな天然石の塊をプレゼントした。 それをしげしげとみて明らかにがっかりした顔をする。 ひとこと、 「ひからない」。 暗闇でひかる蓄光石が欲しかったとのこと。 そうかそうか、 あなたの「宝石」はそれだったのね。 かわいい。 あまりにも子どもはかわいい。