雑誌『科学』2024年8月号はもう既に読み終わったけど その中でも田崎晴明先生の論文が興味を引きました。 田崎晴明先生は日本で有名な熱力学と統計力学の教科書を書いた著者で その中で述べていたのかは忘れたけど 統計力学の基礎付けとしてエルゴード理論による基礎付けは 的を外している、と述べていたのが印象的だったけど、 その田崎先生の論文で、 フォン・ノイマンが昔発表した論文が現代的に再発見されて 統計力学の良い基礎付けになっていると評論していて、 科学は進歩するのだな、 とつくづく思いました。 論文の中ではまだ完全に基礎付けられているとは言い難く、 基礎付け途上と述べられていたけど、 これからの理論の発展が楽しみです。 因みに私の専門はなんでしょう？ 大学院修士は阪大人間科学科のフランス現代思想の研究室に所属して ミシェル・フーコーと優生思想が専門、 今、嘗て研究会で発表した論文を改訂中で、 私の専門は現代社会分析で現代社会の世俗的な自然宗教に当たる 現代の神話分析であろう。 その関係で現代社会の分析の文書は書籍、ネット上の文章問わず 目を通すのだけど。 早く論文の改訂、完成させたいです。