【ガン備忘録③】 電話で伝えられた内容は、やっぱりと思いながらも、ショッキングなものでした。 「子宮体ガン検査は陽性。おそらくガン。」 「手術ができる病院で診てもらう必要があります。」 一瞬、頭が真っ白になりましたが、 次にやるべきことがすぐに示されたおかげで、 気持ちを保つことができました。 まずは病院選び クリニックの先生から、ガン治療に優れた病院を3つ紹介されました。 私は「比較的新しく、海が見える病院」という理由で、 神戸市立医療センター中央市民病院を選択。 電話の翌日の10時に診察の予約、さらに11時にはMRIも予約できたのは、運が良かったのかもしれません。 紹介状をその日の夕方受け取りに行き、治療の第一歩へ その間、頭の中をよぎったのは、悲しみではなく、 「子供たちにどう伝えよう」という思い。 もしものことがあった時のための準備も、自然と考えてしまいました。 こうして一つひとつ手続きを進めながら、心の整理をしていきます。次回は、実際の病院での診察や、MRI検査についてお話ししますね。 続く