2025-01-19 06:10
アンドレ・ブルトンの「ナジャ」①
わたしの生き方に大きな影響を与え
た作品。
アンドレ・ブルトンは1896年2月19
日4日生まれ~1966年9月28日没。
フランスの詩人であり、シュルレア
リスト(超現実主義)のリーダー。
1924年「シュルレアリスム宣言」を
発表し、シュルレアリスム活動を開
始した。
「宣言」についてはいずれ書くだろ
う。「ナジャ」は何回かに分けて書
いていこう。この本を手にしたのは
学生時代。作品を読み終えて、わた
しの中で未経験の化学反応が起きた
のだと思う
何よりもナジャという女性は、謎め
いていた。この作品は、実在したナ
ジャとブルトンの出逢いや待ち合わ
せた場所等が丁寧に書かれていた。
事件現場のように。それも写真付き
で。場所には<磁場>があったとあ
る。
「わたしとは、誰か?。ここでよく
ひとつの諺を信じるなら、要するに
私が誰と付き合っているかを知りさ
えすればよい、ということになるは
ずではないか?」
ナジャとブルトンの物語の余りにも
有名な書き出しだ。続く。