お正月に実家へ帰ったとき なにげに手に取った一冊の本 その名も 『生きがいについて』 神谷美恵子さんの代表的な著作で 深い人間愛が綴られている名著です その表紙の裏に 懐かしい母の字で 『あやちゃんへ （大学の）入寮式御祝い記念に!! 時間潰しに某書店で ふと手にした一冊です 母より 1992.4.3（金）』 と書き留められていたのです 33年前の母からの メッセージでした✨ 今、母はパーキンソン病が進み もう文字を書くことはありません 会話もおぼつかないことがあります 一日だけで良い、 昔のように母と語らえる時間を持てたら… と何度も涙を流す夜がありました そんな私の目の前に 33年前の母の文字が 瑞々しくよみがえってきて 本当に嬉しく思いました 神谷美恵子さんは、著書の中で 『生きがいを問題にすることは 相当に進んだ精神の持ち主でないと 考えられないことですし、 また少し深くものを考える人にとっては 自分が生きている意味や価値がなんだろうと 自己の存在の根源を問うことは 避けられない根本的な問いの一つだと 考えられる』と述べています 続きます ↓↓↓