2025-01-13 03:30
読書
『秘色の契り』阿波宝暦明和の変 顚末譚
木下昌輝(徳間書店)
歴史時代小説は、一番好きなジャンルなので
ホクホクしながら読みました。
本好きでお菓子好きの妻が、客人に出すお菓子
について、あれやこれやと悩んでいたところ
この物語の主人公である夫・忠兵衛が、菓子など
なんでもいいからさっさと用意してくれ、とは
いわない。
……というくだりがわざわざあり、あぁ、この
設定の雰囲気、好きだなぁ‼︎となりました。
こういう気持ちにさせられるのも、著者の
思う壺なのだろうなぁと思います。
人物表がイラスト入りにしてあるなどの
読みやすくするための工夫もよかったです✨