昨日は息子と白金台にある自然教育園へ。 都心にありながらゆったりとした森林緑地。カワセミが見られると聞き、双眼鏡片手に園内を歩く。園内に入るとピピピ、チチチと鳥の鳴き声がサラウンドで聞こえてくる。 自然の音（小川のせせらぎなど）はストレスを軽減するのはよく知られているが、中でも「鳥の鳴き声」はその効果が高いのだそうで、 出がけに怒りあったまま、数十分口もきかずにきてしまったけれど、自然とほぐれてくるものだ。 人通りのまばらな園内で、池のほとりに長さ30㎝はあろうかという望遠レンズで待ち構える数人のおじさま方を発見。 ここにカワセミがいるのかと気配を察知し、息子と黙って待ち構える。 数分ほど後、池の茂みから青いものが急に飛び立つと一斉にシャッターを切る音がする。 カワセミだ！ 肉眼でも青い羽とオレンジ色のお腹が見える。 葉を落とした木々の中、一際明るく羽の色が映え、一身に光を受けているかのよう。 本当に美しい。 8倍の望遠鏡を親子で代わる代わる見ていると、隣のおじさまが「ほら、これで写真撮っていいよ」とすごい望遠レンズで捉えたカワセミを見せてくれた。 愛らしい姿に惚れ惚れ。