2025-01-19 17:02
重度知的自閉症の息子22歳、
初恋の放デイの先生とカラオケに行ってきました。
朝から緊張した様子の息子、何度もやり直しをして、出発時間に遅れます。
待ち合わせ時間には間に合い、2ヶ月ぶりのS先生が、
「久しぶり〜」
と声を掛けてくれたのですが、息子緊張して目を合わすことも笑うことも出来ません。
そんなに?と驚きました。
ちなみに、S先生は私と同じ年齢です。
部屋に入ってからも、いつもの人懐っこい姿は全く見せず戸惑っているように見えました。
少しずつ緊張がほぐれてくると、S先生とコミニケーションが取れるようになり、カラオケも始めました。
息子のリクエストに応えて、松田聖子を歌ってくれる先生。
息子、なぜか80年代の歌や映画が好きなのです。
松田聖子も好きなのです。
綺麗な声で歌う先生を、満面の笑みで見て照れる息子。
あー、本当に息子はS先生に恋していたのだと分かった瞬間でした。
結婚したいと思うくらい、本当に好きだったのでしょう。
そんなに笑顔の息子を見たの、お母さんは何年ぶりかしら?と考えました。
先生が席を立ち、私と2人になると真顔の息子。
息子、しっかり大人です。
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