2025-01-19 10:55
息子が鬱病になった時の話をしようと思います。ひょっとしたら誰かの何かの参考になるかも、そんな思いから。
彼が鬱病にかかったのは高校一年の時でした。
学校に通えないというのです。近くまで行ってもどうしても学校に行けず、図書館で1日時間を潰していたそう。
そんな日を何日も過ごしていたようです。
表情が暗くなっている気はしたものの、そんな状態だとはまったく気付かず息子も言い出せず。
ようやく母親である私に訴えてきた時は、もうどうにもならなくなっていたのでしょう。
私はただ驚いて、どうしたらいいのかわかりませんでした。
その時はまさか鬱病になっているとは思いもよらなかった。
夫に話すと「お前が甘やかしているせいだ。そんなのは甘えだ。家から追い出せば嫌でも学校に行く。」
勿論そんなことで解決する問題ではありません。徐々に状態は悪化していき、家どころか部屋からも出られなくなってしまいました。
家の中でもパーカーのフードを被り、家族とも顔を合わせません。みんなが寝静まった夜中に少し起きてきてトイレに行くくらい。
そういう状態になってはじめて、この子は鬱病になったんだ、そう思いました。↓