15年ほど前、局所麻酔で右小指の手術をした事があります。手術してくれた先生はクラッシックを聴きながら看護師にあの曲に変えて〜とか、今度食べに行く店は美味しいのかなあ、とか、助手？の先生と優雅に世間話をしている感じで、カーテン越しに手を差し出したままでいるだけの私には、みんな聞こえてくる内容にあまり気分の良くは思えなかったです。 　中途半端な位置で手を差し出して 手を置く台もなかったから痺れてきて腕を下げないようにするのに必死でした。 　麻酔してるから　メスを入れてる指は痛くなかったですが、もうちょっと患者に気を遣った言葉はないのかな、と思いました。 　その先生が　病院内の誰と誰がどう、、とか話し出した時に、看護師さんがカーテンのこちらにいる私の所に来て、大丈夫ですかー？と声かけて下さり手でごめんなさいね。みたいな謝る仕草をして下さった事が忘れられません。 　看護師さんだけが患者に気を遣って下さったと思っています。 　命に別状はない小指の手術なので 先生もリラックスしながら手術されたんでしょうね。→