【教員がうつになった話③】 教育困難校から、今度は正規採用として、県内有数の進学校へ赴任することとなりました。 学校の雰囲気の違いに、転職したか？と思うほどでした。 精神疾患の生徒が多かったこと、また、部活動や行事が盛んで、大きいケガが多く、病院受診や救急車を呼ぶことが日常的にあり、命を守る緊張感を常に感じる学校でした。その対応と業務量に、精神的に疲弊していきました。 また大ベテランの有名な先生と一緒にお仕事することとなり、とても勉強になる一方で、求められるものの高さや指導に、元々なかった自信はどんどん消えていきました。 何とか自分の心身の健康を保とうと、勤務後は習い事をしてリフレッシュするようになりました。そして土日は部活の指導で出勤するか、スイッチが切れたようにひたすら寝るか…そんな生活をして、何とか過ごしていました。