2025-01-21 02:00
アーティストが知っておくべき「ギャラと契約」の話は何度でも伝えたい。
単価や価値とかの話の前に「契約条件」つまり
「何の対価としてお金をもらうのか」を明確に理解しておく必要があります。大きく分けると3つ。
❶物やサービス(売上)
チケットや、歌う/描く/踊るというサービスの単価を決めて販売。こちら都合で設定した金額でいいので、旅費や経費も含んだ価格設定でもOK。
❷労働報酬(雇用)
雇用契約。労働法のもと「◯時間/どこで/時給◯円/どの期間」で労働した対価をもらう。最低賃金、労働時間の上限、福利厚生や雇用内容の明示など定められている。
❸成果報酬(業務委託)
労働ではなく下請やフリーランスとしてクライアントが要望したものを作る/代行。求める成果があらかじめ設定され、それと引き換えに報酬を得る。単価や期間は自由。基本的にクライアントのニーズありきの仕事。
❹パトロン・寄付
…4つでしたがそれぞれ論点も対策も違います。
お金のためじゃない活動でも、どこかでお金を払う人がいるから産業が成り立つわけで、仕組みを理解しておいて損はないと思います。