2025-01-21 10:42
「(石油)掘って掘って掘りまくれ!」は衝撃的な演説だった。
「世の中はEVにシフトしつつあるが、本当にその価値があるだろうか?」と考えるうちの一人。結論として、内燃機関車(ガソリン車)のほうが環境負荷が低い可能性がある。
確かにEVは走行時に排出ガスを出さないため、直接的な排出ガスがないことが強調されがちだが、車の製造から廃棄までのライフサイクル全体で見ると、CO2排出量がガソリン車を上回るとの指摘がある。
特にリチウム電池製造では大量のCO2排出、リチウム、コバルト、ニッケルなどの採掘による森林破壊や土壌汚染、それを組み立てる工場までの輸送時のCO2排出増。さらに採掘現場での児童労働など倫理的問題も深刻。
そして5年に一度くらいの頻度で取り換えないといけないバッテリー。
また、石炭発電に依存しなければいけない地域では電力供給にCO2排出が増加。他にも、電池の重さで車両重量は約2倍に増えるため、道路損傷や補修による環境負荷増。タイヤ、ブレーキからのダスト増。
さらに、廃棄時にはリサイクル技術が整っておらず、有害物質の流出リスクが高い。
トランプ就任によりどのように世界が動くのか