2025-01-21 11:19
[韓国語と日本語のオノマトペ]
昔、言語学をやってた(かじった程度の)観点から考察。
韓国語はオノマトペが日本語より多いと一般的に言われるが、実際にはそうでもない可能性がある。
韓国語のオノマトペは、音の響きやリズムを利用し、似たような表現を多く生み出す傾向がある。そして、それらは書き方や発音が異なるだけで、実際の意味やニュアンスがほとんど変わらない場合が多い。例えば「말랑말랑(マルランマルラン)」と「몰랑몰랑(モルランモルラン)」はどちらも柔らかい感触を表すが、実用的には「*ほぼ」同じ意味として使われている。このような重複表現を除外すると、韓国語のオノマトペの数は大幅に減少するのでは。
一方、日本語のオノマトペは、感覚や状況を具体的に表現。一つひとつが異なる意味を持つことが多い。例えば、「きらきら」「ぎらぎら」「ぴかぴか」などは光の状態を表すが、全く異なるニュアンスを持ち、使い分けも明確。同様に感情表現のオノマトペも日本語は種類が豊富。
このため、おそらく韓国語と日本語を比較した場合、類似表現を取り除いた後では、実際のオノマトペの数は日本語の方が多いと考えられる
韓国語 #日本語