2025-01-21 22:51
50年以上生きてきて痛感したのは、人は辛い時『正論を受け止められない』ということ。「なんでやらないの?」とか「こうすればいい」という言葉は、心が疲れ切った人には耐えられない重荷となります。人が辛い時に必要なのは、結果や解決を急がずに、ただ「わかるよ」と共感して寄り添うこと。「話を遮らない」「最後まで話を聞く」「何も言わずそばにいる」それだけで相手の心は少しずつ軽くなるもの。僕もくじけそうな時がありましたが、心が求めていたのは「解決に向けた正論」よりも「温かい共感」だった。その寄り添う姿が傷ついた心を癒し、前へ進む力を与えてくれました。